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[過去編] 第3話:もう何も怖くない気がする

前回のおさらい!

自分自身の性別に対する違和感、そして気になるあの子は女の子。

そして突き刺さるのは「思春期には異性を好きになる」という、教科書の一文。

「自分を女だと思うことにする。だけど自分はそ(女)の子が気になる。
あれ?異性を好きにならないとおかしいよな?でも自分は男だ。
それはおかしい。自分は女として生まれている。」
なら...→最初に戻る

と、思考の無限ループに陥ってしまうミニマム武蔵。

そんな時、ネットで知った『オナベ』『FtM』という言葉。

調べるうちに20歳になれば自分の自由に生きることができるのでは?
と、子どもながらに希望を抱く。


「自分とはいったい何者なのか?」
「どうやって生きていけばいいのか?」



そんな疑問を携えたミニマム武蔵の
中学生後半から社会人になるまで編↓

-15~20歳まで-

中2の夏
「20歳になれば自分の意思で治療することができる」
と、いう知識を手に入れた私は、今までより一層、普通を装うことに力を入れました。
※ここでいう治療とはホルモン注射や性別適合手術のことを指しています。



それと同時に将来について考えるようになりました。

周囲の人間がくだらない話題で盛り上がっている時も
授業を受けている時も
恋の話に合わせて愛想笑いをしている時も
ひっそりと、将来について計画を練っていました。

しばらくして、出した結論としては「高校を卒業したら家から出ていこう」
というものでした。


家から出る→自由になる→情報を集める→金を稼ぐ→治療する
という、ざっくりした計画を立てたのです。



現実的に考えて
「高校には部活関連で進学。大学か専門学校へと進学、または就職するとなった時に遠くに行こう」
そう考え、そこからは当時所属していた部活に必死に取り組むようになりました。
スポーツに打ち込んでいる時は、あまり自分のことを考えずにすみ楽でした。

それが幸いしたのか、それなりの実力がついた私はそのスポーツの部活がある公立校へと進学しました。

高校時代は部活に没頭し、自分のことを出来るだけ考えないようにして、時間が過ぎるのを待ちました。
専門学校かスポーツ推薦で家から離れたところに行こうと企んでいた私は、進路選択時にはじめて両親に県外に出たいと伝えます。
スポーツ推薦の枠が来ていることを伝えると、両親は渋々ながらもOKを出してくれました。


父親が
「やりたいことならやってこい。金ならなんとかする」
そう言って送り出してくれたことに対しては、今も感謝しています。


そうして県外の短大への進学が決まりました。

そこから、息苦しさが少し減りました。


周りに自分のことを知っている人がいない。

家族の繋がりのある近所の目を気にしなくていい。

自分の好きな服を着ても何も言われない。



こんなにも世界は生きて生きやすいのか。

今までの息苦しさはなんだったのか。


もう何も怖くない(マミりません(笑))

そう実感する日々でした。


部活、勉強に実習と、しんどかったですが、この2年間耐えると自由に生きていけると思うと胸が躍りました。
女子寮というのもしんどかったですが、個室だったのでなんとかなりました。
※OC時にちゃっかりチェック済み(笑)



そんな短大を無事卒業し、進学した県で女性として就職しました。

はい。
まだ女性という呪縛からは逃れられませんでした。

そこのクソ田舎は「え?性同一性障害?何それ、おいしいの?」状態だったため、男性としての就職は諦めました。
早く稼いでやめてやろうと決意しました。


これで、ようやく20歳です。


はい。どうも、ミニマム武蔵です(=゚ω゚)ノ
こんな長々とした文章を読んでいただきありがとうございます。

20歳まで編はこんな感じです。
お前はどんな思考回路してんねん!って感じのところもあると思いますが、当時の考えなのでご容赦ください。


あ、ちなみにこの短大時代に人生初彼女できてました(笑)
こんな人間でも意外となんとかなるもんですね(=∀=)
この話は興味がある方がいたら再度...って感じで(笑)


さ~て、次回の過去編は~

女性として就職したミニマム武蔵。
立ちはだかるのは女性らしくの強要。
突き刺さるのは無邪気の刃。
予想していなかった職場の人へのカミングアウト。
そして治療に向けての第一歩を踏み出す。

第4話:オカマって言うな!オカマに失礼だろ!!

次回、お楽しみに!
2018/7/31
ハートフル吉元作
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